PCのセキュリティ対策を行うにあたり、セキュリティ対策製品に頼る事も選択の一つとして良いでしょうが、基本的な部分でのOS(Windows)の設定をしておきましょう。
サイバー攻撃を受けた際、Windowsのセキュリティ設定が防御の基盤ともなるため、可能な限り実施したいものです。
設定次第では、PCの利用上わずらわしい状態になる可能性もあるため、利便性との兼ね合いも重要です。
これらを踏まえた上で、Windows7を利用するの場合の、最低限知っておきたいセキュリティ対策の設定・確認のポイントを紹介します。
バックアップの設定と作成
「バックアップの設定と作成」は、「コントロールパネル」→「バックアップの作成」→「バックアップの設定」を選択して開く画面から行うことができます。
「バックアップの設定」の画面から、保存先などを指定し、バックアップを実行します。
ファイルやフォルダーの復元
コントロールパネルから、「システムとセキュリティ」→「バックアップと復元」を選択。
「ファイルの復元」から、「ファイルの参照」・「フォルダーの参照」を選択し、バックアップファイルからの復元を行うことができます。
アクションセンターで確認
コントロールパネルから「システムとセキュリティ」へ進むと、「アクションセンター」が確認できます。
バックアップの取得状況・更新プログラムのインストール状況の適用状況がここで確認することができます。
Windows Updateの設定
コントロールパネルから「システムとセキュリティ」→「WindowsUpdates」からWindows Updateの設定を行うことができます。
セキュリティ・パッチを自動更新しても問題のない環境下であれば、サイドメニューの「設定の変更」を選択して、自動化の設定を有効化しておきましょう。
ユーザーアカウント制御
コントロールパネルから、「ユーザーアカウントと家族のための安全設定」→「ユーザーアカウント」を選択して「ユーザーアカウントの変更」画面を表示させましょう。
「ユーザーアカウント制御設定の変更」を選択して、表示される画面で設定を行います。
Windowsファイアウォール
コントロールパネルから「システムとセキュリティ」→「Windowsファイアウォール」を選択することで設定を行います。
Windows10と同様、サイドメニューの「詳細設定」から強化することもできます。
ネットワークと共有センターの設定
コントロールパネル内の「ホームグループと共有に関するオプションの選択」→「共有の詳細設定の変更」から共有に関する設定を行うことができます。