個人情報の取得、利用及び提供に関する要求事項を規定しているのが「3.4.2 取得、利用及び提供に関する原則」です。
個人情報を取得し、利用・提供するには
本人から個人情報を取得し、利用及び提供をする際の要求事項が規定されているのが「3.4.2 取得、利用及び提供に関する原則」であり、以下の八つの要素で構成されています。
- 3.4.2.1 利用目的の特定
- 3.4.2.2 適正な取得
- 3.4.2.3 特定の機微な個人情報の取得、利用及び提供の制限
- 3.4.2.4 本人から直接書面によって取得する場合の措置
- 3.4.2.5 個人情報を3.4.2.4以外の方法によって取得した場合の措置
- 3.4.2.6 利用に関する措置
- 3.4.2.7 本人にアクセスする場合の措置
- 3.4.2.8 提供に関する措置
なお、個人情報を取得する際の原則や、その取得方法に関する要求事項が「3.4.2.1 利用目的の特定」及び「3.4.2.2. 適正な取得」であり、その取得する個人情報の内容に関する要求事項が「3.4.2.3 特定の機微な個人情報の取得の制限」です。
また、個人情報を取得する際の、利用目的などに関する通知や同意に関する要求事項が「3.4.2.4 本人から直接書面によって取得する場合の措置」及び「3.4.2.5 個人情報を3.4.2.4以外の方法によって取得した場合の措置」であり、ここまでが「取得関連」の要求事項となります。
次に取得した個人情報を利用する際の原則を規定しているのが「3.4.2.6 利用に関する措置」であり、これには「利用目的の変更（利用範囲の変更も含む）に関する再通知及び再同意」に関する要求も含まれています。
なお、取得した個人情報に基づきその本人へアクセスする場合の要求事項を規定しているのが「3.4.2.7 本人にアクセスする場合の措置」です。
最後に、取得した個人情報を第三者へ提供する場合の原則を規定しているのが「3.4.2.8 提供に関する措置」となります。